「何でそんなに謙虚なんですか?」

ディレクターさんにそう言われたとき、思わず笑ってしまいました。
初案件からずっとお世話になっているディレクターさんが、ある日「せっかくだから」と会食を開いてくれました。
オンラインでのやり取りが中心だったので、実際にお会いするのは初めて。
そのときに、冗談交じりにそう言われたんです。
謙虚なつもりは特になかったのですが、振り返るとそれが50代の自然な姿だったのかもしれません。
この記事では、ディレクターさんとのやり取りを通じて学んだことをお話しします。
最初は不安だらけだった
初案件を受けたとき、正直不安だらけでした。
- ちゃんとクオリティのものが作れるか
- 修正が多すぎて迷惑をかけないか
- コミュニケーションがうまくとれるか
特に、ディレクターさんとのやり取りの仕方が全く分からなかった。
どこまで確認すればいいのか、修正はどう伝えればいいのか、進捗はどのタイミングで報告すればいいのか。
実務の「当たり前」が分からない状態からのスタートでした。
やってみて気づいた、一番大切なこと
実際にやり取りを重ねていく中で、一番大切だと気づいたのは「誠実さと謙虚さ」でした。
デザインのスキルと同じくらい、いやそれ以上に、人としての誠実な対応が信頼につながると感じました。
具体的にやっていたことはこんな感じです。
分からないことはすぐ確認する 曖昧なままで進めるより、「この部分はこういう理解でよいですか?」と早めに確認する方が、結果的にスムーズでした。
「初心者だからこんなことも分からないのかな」と遠慮するより、確認した方がお互いのためになります。
気になったことは遠慮せず伝える 「ここはこういう意図でデザインしましたが、いかがでしょうか?」と自分の考えを伝えることで、やり取りがより丁寧になっていきました。
黙って作るより、コミュニケーションを取りながら進める方が、クオリティも上がりました。
修正には誠実に対応する 修正依頼が来たとき、嫌な顔をせずに誠実に対応することを心がけました。
修正はクオリティを上げるチャンス。
そう思えるようになってから、修正対応が苦にならなくなりました。
納期は絶対に守った
もう一つ、徹底して守ったことがあります。
納期は必ず守る、できれば早めに提出する
納期を守ることは最低限のマナー。



でも私が意識していたのは、納期より早く提出することでした。
「早く出してもらえた」という体験は、ディレクターさんにとって大きな安心感になります。
修正があった場合も、早めに提出していれば対応する時間的な余裕が生まれます。
納期より早く、が継続依頼につながる信頼を作っていたと感じています。
もし納期が厳しいと感じたら、早めに相談する。
それも誠実な対応の一つです。
黙って遅れるより、事前に「少し時間をいただけますか」と伝える方がずっといいです。
「何でそんなに謙虚なんですか?」と言われた日
ある日、ディレクターさんが会食を開いてくれました。
「いつもお世話になっているから」という言葉が嬉しかったです。
オンラインでのやり取りが中心だったので、実際にお会いするのは初めてでした。
その席で、「何でそんなに謙虚なんですか?」と言われました。



ディレクターさんは私より10歳以上年下の方です。
それでも私が自然に謙虚に接していたことを、印象的に感じてくれていたようでした。
「年下の自分に対して謙虚でいてくれている」という点が、信頼につながっていたとのこと。
プロのデザイナーでも、自分のスキルに過信して謙虚さがなく、扱いにくいと感じるデザイナーも中にはいると話してくれました。
スキルと同じくらい、人としての謙虚さが仕事の評価につながる。
年齢や経験に関係なく、相手を尊重する姿勢が大切だと改めて感じた瞬間でした。
丁寧に確認する。修正に誠実に対応する。納期を守る。感謝を伝える。



こういったことは、会社員として当たり前にやってきたことです。
でもフリーランスの世界では、この「当たり前」が大きな差別化になるんだと気づきました。
50代の社会人経験がそのまま強みになった
この体験を通じて感じたのは、50代の社会人経験はそのままフリーランスの強みになるということでした。
デザインのスキルは学べばつく。
でも、誠実さ・謙虚さ・納期を守る意識・コミュニケーション力は、長年の経験から来るものです。



「未経験だから不利」ではなく、「未経験でも、50代としての経験がある」。
それがWebデザインの仕事でも活きてくる。
初案件からずっと継続的に依頼をいただけているのは、スキルだけでなく、こういった部分も評価していただけているからだと感じています。
まとめ
ディレクターさんとのやり取りで学んだことをまとめると、こうなります。
- 分からないことはすぐ確認する
- 気になったことは遠慮せず伝える
- 修正に誠実に対応する
- 納期より早く提出する
- 感謝を伝える
どれも特別なことではありません。
でも、この「当たり前」を丁寧に続けることが、信頼につながり、継続依頼につながります。



50代の誠実さと謙虚さは、フリーランスの世界では立派な武器になります。
「未経験だから」と萎縮せず、自分の強みとして活かしてほしいです。
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